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私たちは設立以来、キャラクターの魅力を最大限に生かすために、数々のゲームや映像の分野でキャラクターアニメーションを作り続けてきました。
技術的な不足はおよそ100年の歴史ある2Dアニメの手法から常に学び続けています。
また、ゲームにおけるアクションのデフォルメやモーションキャプチャーの編集など、3D独自のノウハウも多く蓄積しています。
まだまだ発展途上ではありますが、少なくともスペシャリストとして「良いキャラクターの動きが必要なら任せてくれ!」と自信を持って言えます。
しかし、時代は変化します。
ゲームや映像に使われる3DCGは、今やスマートフォンという手の平に収まるサイズでも楽しめるようになりました。その中で、キャラクターの動き、モーション、アニメーションの価値というものも変化しています。
小さな画面でも魅せる動き、
バージョンアップに伴うアニメーションの追加を見越した保守体制
低コストを実現させる品質と納期のバランス
アニメーションの目指す方向も、時代の変化とともに変えていかなければなりませんし、自己満足だけで終わらず、人々が求めているアニメーションは何なのかを常に考えていく必要があります。
問題はアニメーションの方向性の話だけではありません。
私がこの業界に身をおいてから、いまだに解消されることのないこの問題が、昨今の3DCGアニメーションの需要拡大に伴っていっそう深刻になってきました。
早急な人材育成は難しいかもしれません、私たちだけのチカラでは解決できないことも多いでしょう。
しかし私たちは、この問題の当事者として向き合い続ける立場にいます。
誰かに任せっぱなしにするのではなく、自ら考え、動き、解決に向けた舵を取る役目があると思っています。
私たちは今でも変わらず考えています。
「良いアニメーションとは何なのか」
そして、これから新たに考え続けなればならないことがあります。
「求められるアニメーションとは何なのか」
「良いアニメーターを増やすにはどうすればよいのか」
変わっていくことと、変わってはいけないこと、そして変わらなければいけないこと。
私たちは今後も常に考え続け、実行に移し、成果をだしていきます。
この日本に、そして世界にアニメーションを通じて幸せを感じられる人が一人でも多くいてくれるように。
株式会社モックス
代表取締役社長 住岡義和